眼の病気

黄斑円孔

おうはんえんこう

硝子体

どんな病気?

黄斑と呼ばれる網膜の中心部分が、硝子体が収縮する力で引っ張られて破れてしまい、視力が低下したり、中心の歪みにつながる病気です。女性にやや多く、硝子体が収縮を起こす40代~60代の年代の方に多い病気です。

黄斑円孔

正常な網膜と黄斑円孔


検査について

当院では、歪みや視力低下をきたした患者様には、眼底検査とOCT(網膜断層像)検査を行います。


手術について

  • 小さな網膜円孔は手術をせず治ることもありますが、孔の大きさが大きいかたは、まず自然には治りません。
  • 手術のタイミングとしては、早期に手術したほうが術後の視力がよいとされています。数ヶ月以上放っておくのは良くないでしょう。
  • 手術で、眼の中にガスをいれ、その浮力を利用して、網膜を下の層に押し付けることで、位置を戻し、孔が閉じるのを待ちます。術後に3日間程度のうつ伏せの姿勢が必要です。
  • 当院では日帰り硝子体手術が可能です。