白内障｜やの眼科｜大阪市城東区JR鴫野駅 眼科一般・日帰り手術（白内障・硝子体）・緑内障・硝子体注射

白内障

はくないしょう

どんな病気？

水晶体と呼ばれるレンズの役割をしている部分が濁って光をうまく集められず、矯正視力が下がってしまいます。白内障予防の目薬は、進行をゆっくりにする効果があるといわれていますが効果は強くなく、白内障を治して見えやすくする目薬ではありません。

白内障の一番の原因は年齢です。その他、糖尿病やアトピー、ステロイドの内服などがあります。ほとんどの場合、急に悪くなることはありません。

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検査について

定期的に視力検査と顕微鏡での診察を受けましょう。
白内障が進行して視力が下がると手術が必要です。

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手術について

• 手術を行い、光を集めていた水晶体の代わりに、人工レンズを挿入します。
• 人工レンズにはいくつかの種類があります。
• 単焦点レンズは保険診療で、健康保険が使えます。
• 多焦点レンズは保険診療の手術費用に加え、選定療養費（多焦点レンズ代金の差額費用）が必要です。当院では、どちらの手術も日帰り手術でお受けいただけます。
• 多焦点レンズは、遠くも近くも見えるといった利点がありますが、高齢の方（70歳以上）は慣れにくいこと、光の乱反射が強くなるので夜間運転はしにくくなるというデメリットもありますので、手術を受けられる際にはよく相談して下さい。

眼内レンズについて

生活の中で、見るポイントまでの距離は、以下のように異なっています。

単焦点眼内レンズ

健康保険を使った白内障手術（単焦点レンズ）では、裸眼で、これらの距離うちのいずれか一つの場所がシャープに見えます。

そのため、お出かけされるときに眼鏡をかけたくない方は、遠くの距離用の眼内レンズを選ぶことになりますが、近くや中間の距離を見るときには、眼鏡が必要になります。
また、例えば、読書がお好きで、眼鏡をかけずに本を読みたいという方は、近くの距離用の眼内レンズを選びますが、お出かけされるときには、眼鏡が必要です。

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多焦点眼内レンズ

他方、多焦点眼内レンズという、いずれか２つ以上の距離にピントの合うレンズもあります。
（保険診療の手術費用と、眼内レンズの種類に応じた選定療養費という追加費用が必要です。）

このレンズではピントが合う距離が広がり、裸眼で生活できる範囲が広くなります。例えば、遠くから中間距離が見える多焦点レンズを選択すると、お出かけしたり、炊事をするときは、眼鏡をかけずに済みます。一方、スマホを見ようとするときは、眼鏡をかける必要がありますが、単焦点レンズを使って手術をされた方に比べると、薄い眼鏡で済みます。

多焦点レンズは、裸眼で見える距離が広がるメリットがありますが、すこしピントが甘く、くもって見えたり、ギラついてみえたり、夜間に光の輪が見えるというデメリットもあります。
これは、慣れの問題が大きく、年齢がお若い方は、早い段階で順応できますが、お年を召されると慣れにくいようです。当院では、70歳以上の方には、多焦点レンズを積極的にはお勧めしておりません。

手術の流れ

【手術前】

• 細隙灯検査や眼底検査などを行い、医師と相談の上、手術日程を決定し、手術に関しての説明を行います。採血検査を行います。
• 後日、眼の長さを測定する検査などを行うため、来院していただきます。
  （ご持病がなく、検査のすき具合によっては、手術日程を決定した日に行うこともあります。）
• 手術３日前～前日に、1日４回手術する側の眼に抗菌薬を点眼していただきます。
  前日までに来院時間をお伝えいたします。しばらく、洗髪や洗顔を行えなくなりますので、手術前日は洗髪と洗顔を必ず行ってください。

【手術当日】

• 来院時間を守ってお越しください。予約を過ぎますと、手術自体がキャンセルとなる可能性もありますので、ご注意ください。
• 手術終了後、スタッフより、当日の注意事項をお話しいたします。

【手術後】

• 手術翌日はかならずご来院ください。術後の経過を診察し、お薬の説明を行います。
• 術後２日目（または３日目）　術後２回目の診察を行います。

手術後の安静度の目安は、以下の通りです。